三浦海岸駅から徒歩3分ぐらいの、現在の仮住まいですが、大家さんにも大変よくしていただいて、快適な暮らしをしています。
唯一気になること、それは、なぜか朝になるとやけに寒いということ。
夜は蒸し暑いのに、朝になると寒い。つまり夜間の冷え込みが激しいということです。
こういう経験は、実は初めて。
なぜか?
本当の理由はわかりません。でも一つ、仮説があります。それは、「蓄熱されるものがない」ということです。これまで住んでいた横浜のいくつかの家はマンションもテラスハウスも、いずれも道路に囲まれていました。マンションの壁は鉄筋コンクリートで、南側にはコンクリートのベランダがありました。道路や鉄筋コンクリートの壁、ベランダなどは日中の太陽によって、ゆっくりと熱を溜め込みます。日が暮れた後、蓄えられた熱が放たれていくわけですが、このスピードが非常にゆっくりであるということ。したがって、朝まで温かさ(というか暑さ)が残るのかもしれないという解釈です。
今の仮住まいの家は、大家さんの広い敷地(庭)の中にあるため、四方が土です。したがって、蓄熱される物体がない。よって、夜間の放射冷却が非常に急速に進むのではないかと思うのです。
今計画中の「みらいのいえ」では、南側に土間を設けたり、吹き抜けの居間の対面に、版築の土壁を設けたりと、蓄熱効果を期待した仕掛けがなされています。しかも、夏は太陽の角度が高いため、陽があたりにくく、冬は太陽の角度が低いため、陽が当たりやすくなるなど、季節に応じた工夫がなされています。実際の快適さは住んでみないと分かりませんが、今、この仮住まいで蓄熱されない状態を体験できていることは、とてもよい実験材料だと思っています。
楽しみがまた一つ増えました。
自己コメントです。。。
返信削除これ、分かりませんがもしかしたら、蓄熱の問題よりも断熱の問題なのかも。基礎が布基礎だったりして?