2009年2月13日金曜日

三浦市に住もうと思ったわけ

結婚して子供ができたころから、すでに都市部での暮らしに息苦しさを感じていたんだと思う。
5年前にマンションを購入したときも、家内と「絶対に売りやすいマンションを買おう」と考えていたほどだ。したがって、横浜市営地下鉄の新駅ができる場所の駅近というのは、我々にとって絶好の「買い」だった。

マンション暮らしが落ち着いた頃から、すでにウズウズしていたように思う。

郊外に旅行するたびに、「そこで暮らしている自分たち」を想像しながら遊んでいたほどだ。清里高原や八ヶ岳の澄んだ山々と白樺の高原に憧れた。でも、どう考えても通勤は無理。
どこなら通えそうか? 最初にターゲットにしたのは、軽井沢だ。
東京から新幹線で70分は通勤時間として「行ける」と思った。かなり足しげく通い、不動産もたくさん見た。旧軽井沢のような湿気のある場所はいやだったが、西側の追分あたりはかなり自分好みだった。しかし残念ながら決め手がなかった。
次のターゲットは那須。こちらも新幹線で70分程度。しかも軽井沢よりも本数が多い。実家がある、茨城県からも比較的近い(?)。 那須移住計画の伊藤さん一家と出会い、ここにも何度も往復してみた。しかし、こちらも決めきれなかった。

やっぱり田舎暮らしなんて、夢でしかないのかな? そうあきらめかけていたときに、突然 三浦半島の先っぽの、あの物件に出会ってしまったのだ。そう、2008年のGW。

今考えれば、私たちが土地を選んだというよりも、土地の方が私たちを呼んでいたとしか思えない。昭和44年ごろに建てられた古家つきの土地。2日後にはもう、決断の電話をしていた。


購入した土地。右端の赤い屋根が敷地内の古家。外壁は改修してあるが、中はかなり古い。

実践的三段論法で企画せよ!

最近仕事で、「実践的三段論法」というものを基盤にした方法論で、クライアントとワークショップを行っている。これがなかなかの優れものなので、少し紹介しておきたい。

一般的に三段論法と呼ばれるものは、理論的三段論法のことを指す。この理論的三段論法の解説で典型的に取り上げられるのは、次の例題であろう。

すべての人間は死ぬ。
ソクラテスは人間である。
従ってソクラテスは死ぬ。

それがどうした?!
なるほど論理的には正しいかもしれない。がしかし、これは何も面白みがないし、クリエイティブとは到底思えない。

一方、実践的三段論法は、目的を表す大前提と、目的を実現する手段を表す小前提と、行動を起こす結論から構成される。なぜ実践的か?というと、結論そのものが、具体的な行動として導かれるからである。つまり、実践的三段論法とは、三段論法といいつつも、仮説をつくり修正していくという反復運動モデルなのである。

実現したい目的がある。
これが目的を実現する手段である。
従って、この行為を行うべきである。

会社の中、とくに企画系の仕事をしているなど人は、理論的三段論法の渦の中で仕事をしていると言っても過言ではないから注意が必要だ。目的を達成しよう、問題を解決しよう、ゴールを目指そうとするあまり、大命題から一方向的に掘り下げて行く議論しか経験がない。このような議論のスタイルでは、創造的なアイデアは生まれず、いつもの「実行できない」施策が毎回同じように導かれる。きわめて客観的にだ。そして、その施策を実行できない「現場」の管理が悪いという、毎回のレビューがただ導かれるのだ。

目を覚ませ、企画マン!

2009年2月11日水曜日

三浦半島に「みらいのいえ」をつくる


三浦半島の先端にちょっと大きめの土地を購入。
そこに新居をつくる計画が進行中。
コンセプトは「みらいのいえ」。
さぁ、どんな家が出来上がるのか。
乞うご期待!

写真は、敷地ヨコで撮った家族の写真。
青い空とダイコンが眩しく光ってます。