2009年8月27日木曜日

土壁づくり Part5: 土返し

最初の土ごねから、1週間が経ちましたので、再度土をひっくり返すことにしました。
この日は最初から私一人での作業。

朝、現場に行って、土プールのフタを開けてみると・・・

  1. くさい臭いがする
  2. ん?何か生えてるぞ。
  3. 白っぽく色が変わって来た
うえの写真、真ん中あたりに稲らしきものが見えて来ています・・・
とても頑丈ですね!作業を進める私。


最終的な姿です。色がだいぶ白っぽくなっているかと思います。明日以降が楽しみです。

横須賀ネイビーバーガー

横須賀のどぶ板通りに行って、名物の「ネイビーバーガー」を食べてきました。


TSUNAMIという店の外観。

ハーフポンドのベーコンチーズバーガー。
食べごたえがあって、美味しかった!

このあたりにはネイビーバーガーのお店がたくさんあるので、食べ歩きしてみましょう。

2009年8月26日水曜日

土壁づくり Part4: 土をこねる

皆さんは、思う存分「泥遊び」したことありますか?

私はこの日、完全に「子供」にかえりました!
どんなことをやったのか。ご存じない方も多いと思いますので、時間に沿って説明しますね。

前日に搬入された土。ほとんど砂や石が混じっていない、粘土です。完全に固まっている状態になっています。

ここに、水を入れながら、とにかく鍬やシャベル、そして何よりも、手と足を使って、粘土をほぐしていきます。50cmほどの高さがありましたから、ちょっとやそっとではできません。かなりの重労働でした。
最初は泥のつるつるが楽しくて、子供たちも大はしゃぎ。

粘土が固くて、重いのでキツい表情の私。子供たち含めて、ちょっと疲れて来た頃。

でも皆さん、この「泥」。ほんっとうに気持ちがいいんです。ほぐせばほぐすほど、ヌメヌメのつるつるになっていきます。泥パックってありますよね? あれのプレミア版みたいな感じです。かなりつるつるになって、ほぐされてきた土。あまりの気持ちよさに、泥風呂から出られない私。しっとりとして保湿効果も最高です。

泥パック?状態になっている、家内の腕。

だいぶほぐされてきたところで、前日切り刻んでおいた、稲藁を投入します。そして再度、ひたすら混ぜ合わせていきます。

藁が非常に乾燥していたせいでしょうか、小口の部分がとても固くて、素手と素足で混ぜていた私は、かなりの擦り傷を作ってしまいました。藁を入れてからは、長袖長ズボンに手袋が必要なのですね。

そして夕方にはようやく、下のような姿に。
子供たちは、予想通りあまり貢献してくれませんでしたが、楽居で見習い中の大工さんが大活躍してくれたおかげで、なんとか日中に作業を終了することができました。

このあと、1週間に一度、全体を混ぜ返す作業を繰り返していきます。
本当に骨の折れる工程です。だからこそ、楽しんで頑張りたいと思います。

土壁づくり Part3: 押し切り?


さて、間違い探しはお分かりですか??

答えは、「稲藁を切る作業をしている、私(写真の中央)の立ち位置が正反対である」でした。押し切りを使ったことのある方なら誰でも分かるそうなのですが、農作業素人の私はそんなことを知る由もなく。。。

この写真を一足早く見た、「押し切り」の持ち主から、「逆さまだぁ!」と指摘されてしまったのでした。というわけで、このお恥ずかしい写真が今、全世界に向けて??発信されています。。。

押し切りの土台の木材が、右下に向かって長くのびているのがお分かりでしょうか?
本来は、この土台の上に座布団などを敷き、その上に座ったり、膝を立てたりして支えながら、文字通り、「押して切る」のが「押し切り」なのだそうです。勉強になりました。はい。

まだ、すべての藁を切ってしまったわけではありませんので、次回は是非正しい姿勢で(笑)、使ってみたいと思います。

ハプニングはありましたが、子供たち含め、家族みんなの力を借りて、たくさんの藁を約5cmの長さに切りそろえる作業が終了しました。

さて、次回はいよいよ土ごねです。

追伸:子供たちというのは、遊びの天才です。そこいらにあるものを次々に遊び道具に変えていってしまいます。。。


最初は、藁の袋詰めを手伝ってくれていましたが・・・

土のう袋を使って、袋飛びを始めたり・・・


最後は寝袋に早変わり・・・ 満足げな表情を見てやってください。

土壁づくり Part2: 材料と道具の手配

すっかり間が空いてしまいました。楽しみにしてくださっていた方、申し訳ありません!!

さて、その間にかなり土壁づくりを進めてきましたので、少しずつ御伝えしていきたいと思います。

土壁は「土」と「稲藁」でつくります。これが基本です。もちろん、内装や仕上げ塗りなどをする際には、しっくいを混ぜたり、モルタルを混ぜたり、顔料を混ぜて色を付けたりといろいろなことをやりますが、基本的な材料はこの二つ。

でも一朝一夕で「塗り」ができるようには残念ながらなりません。
3ヶ月〜4ヶ月、この二つの材料を混ぜ返しながら発酵させ続ける手間が必要です。そういう過程を経ないと、丈夫な壁はできないのです。

みらいの家も、8月から土づくりを開始しましたが、この土を実際に塗り始めるのはきっと真冬の頃になることでしょう。

さて、今回、土は埼玉の荒木田土という、日本でも有名な壁土を埼玉県から手配いたしました。みらいの家の敷地内にも3mほど掘り返せば、かなり良質な粘土が手に入りそうだということは分かっていましたが、二つの理由であえて断念しました。それは、敷地内を掘り返すことで、
  1. 建築工事の作業そのものに支障が出てしまう
  2. 敷地内の井戸周りの水の流れが変わってしまうかもしれない
ということがあるからです。それでも、「土をつくる」という工程は是非体験したいという、私のわがままを聞いてくださり、楽居さんが下のような「土のプール」をつくって下さいました。
「みらいのいえ」のすぐ東隣にこしらえてくれたプール。すでに材料となるスザキアラキダという土が3立方メートル搬入された状態です。

稲藁については、横浜時代の子供の幼稚園友達のママの実家が稲作農家をやっていたので、御願いしたところ、納屋に保管してあった稲藁をすべて提供していただけるとのこと、本当に私たちは幸運です。同時に、「押し切り」という、稲藁を短く切る専用の道具も貸してくださいました。

さあ、作業開始です。
ところが、最初からミスをやらかしてしまいました、私。その話は次回!
ヒントは、この「押し切り」を使っている写真です。分かってしまったあなた、相当のベテランと見ました。

2009年8月8日土曜日

土壁づくりスタート

今日は、工務店「楽居」の大工、新堂さんから軽トラをお借りして、つい今春まで住んでいた横浜市都筑区へ。息子の幼稚園時代のお友達(Iくん)のママのご実家が稲作農家をなさっていて、そのお宅から、大量の稲藁(いなわら)を頂きに行ってきました。久々のマニュアル車運転で、横横と三京(さんけい)を疾走!

大抵の稲作農家の納屋に保管されている稲藁。神事や正月の飾りなどに使われるのは皆さんもご存知でしょうけれども、それ以外にも畑の防霜や保温などにも幅広く使える、昔ながらのエコグッズです。そしてこれは、土壁の強度を高めるために古くから活用されて来た建材でもあります。

今回みらいのいえの内壁、外壁には、土を積極的に活用します。そのための作業がまず土づくりです。今日は写真を撮るのを忘れてしまいましたので、近々追加アップします。

今後の土壁づくり工程をお楽しみに。

2009年8月4日火曜日

予告:8月5日は三浦海岸花火!

8月5日 19:30開始です。
三浦に引っ越してはじめての花火大会。楽しみです!

皆さんも是非どうぞ!

まぐろ唐揚げラーメン!

アド街を見た方は、タイトルを見ただけでピンと来たことでしょう。

そう、なんとミーハーな私たちでしょう。さっそく放映の翌日に食べてきました(笑)
「海の家 あずまや」のまぐろ唐揚げラーメン。
写真の通り、大きなまぐろの切り身が立田揚げのような感じでどっさり乗っかっています。


肝心の味の方ですが、・・・
はい。「まぐろは上手かった!」と申しておきましょう。立田揚げといえば、真っ先に鶏肉と思いますけれども、何の何の、あっさりした醤油ベースのスープと相性ピッタリでした。
海の家のラーメンですから、それ以外のところについては、・・・贅沢は言えませんよね。

というわけで、どこかの本格的なラーメンやさんで、是非このまぐろ唐揚げをトッピングした新製品を作ってほしいなぁと思いました。野菜たっぷりのタンメンなどにも重ねて見たいところです。