2009年6月30日火曜日

上棟式の日取り決定!

みらいのいえの上棟式の日取りが、7/18(土)に確定しました!

あくまで予定ではありますが、当日は、
  • お昼頃に棟上。
  • 現場でお昼会食。
  • 夕方まで再度作業となります。

そして夕方。

建前といえば恒例の、昔懐かし、もちまき!をやりたいと思います。

このブログをご覧になった、ご近所の方、ご近隣の方、もちろんそうでない方も、是非現地まで足をお運びください。
お子様がいらっしゃる方、近頃は「餅まき」を体験することもなかなかないのではと思われます。特別なお構いは何一つできませんが、それでもよろしければ、拾いにいらしてください。

三浦海岸は、明日7/1から海開き
また、金田漁港では週末恒例の、
夕市(土曜日)や朝市(日曜日)もあります。
三浦の夏を楽しんでいらしてくださいね!

詳しい場所が知りたいという方、是非 wild.k.architect@gmail.comまでメール連絡を下さい。
よろしくお願いいたします。

2009年6月26日金曜日

「架空電線」問題、勃発か?!


何を今さら・・・と言われてしまいそうだが、みらいのいえ、基礎工事終盤の今になって、突然気づいた。

「あれ? 計画中の建物の上空に電線が架かってるけど、これ、建物に引っかからないかなぁ?」

建物の西側から北側に抜ける位置に、それなりの高さ(恐らく、地面から8.5m程度)はあるが、低圧の配電線が架けられている。もしかしたら、スレスレかわしているかもしれないが、それでも屋根の工事などには、相当邪魔になる。しかも、みらいのいえの目玉の一つは、屋根緑化竣工後、屋根に上ってゴロゴロしたり、緑化のメンテナンスをする前提の活用スタイル。どう考えてもこれはまずい!

さっそく、東電のカスタマーセンターにコール。
現地で、設計者立会いのもと、議論をすすめて行くことになった。

さぁ、事の顛末はいかに?!
今後の交渉等についても、公開いたします。

なんか、他人事みたいな書き方ですが、正真正銘わが家の事件です。。。

2009年6月23日火曜日

DMと情報漏洩の関係?

実は、工事が始まった頃から、わが家にたくさんのDMが届くようになりました。それもすべてが、新築工事を見越してのDMばかり。外溝工事やら、家具やらカーテンやら。。。

私の疑問は、どこから情報が漏れているんだ???ということ。

敷地際の道路には、確かに工事看板があります。でも、そこは非常に狭い二項道路で、地元の農家の軽トラックが通る程度。

みらいのいえに関しては、設計事務所施主工務店工務店スタッフがそれぞれBLOGで紹介しているものの、詳しい住所を掲載しているわけではありません。

後、思いつくのは、建築確認申請の手続き資料の情報が流れていったのか?? もしくは、県や市の役所か?

以前もこういう疑問を感じたことがあります。それは、子供が産まれたとき。病院と役所しかこの情報を知らないはずなのに、わが家に次々と「子供関係のDM」が。。。
個人情報の利用に関して、署名をした記憶がないのに。。。

皆さんは同じような体験、ありませんか?
また、何か理由を思いつく方、是非コメントをください!

ちょっとこれは解せないです。

みらいのいえ:基礎工事4 ベタ基礎打設まで

基礎工事の方も、着々と(というか、梅雨に入ってしまったこともあってか少しずつ)進んでいます。前回までに、土壌改良のための「コロンブス工法」についてご紹介しましたが、その後の進捗をご説明したいと思います。

下の写真がコロンブスが完了した状態になります。表面はコロンブスを固定させるコンクリートで覆われています。すでに、この後の工程に備えて、木の型枠が周囲を囲っています。


続いて配筋です。立ち上がり部分に合わせて金属を細かいピッチで配置していきます。


次にベタ基礎打ちです。周囲の型枠に合わせて一面コンクリートを敷き詰めていきます。
午前中の作業ですが、夕方にはもう、人間が上に昇れるほどに固まっています。


そして、立ち上がりの部分の型枠を設置していきます。今回はここまでです。

もうすぐ、基礎工事が完了となります。。。

敷地内の古井戸を復活させました

敷地内のへその部分にあった「古井戸」を復活させましたので、これに関する一連のストーリーをご紹介します。

井戸清掃とポンプ取り付けをお願いしたのは、藤沢と鎌倉に拠点を持つ、「井戸屋」さんです。

これが古井戸です。後から聞いた話ですが、とても立派な井戸らしく、左右にある腕はおそらく、この井戸に屋根がかかっていたときの基礎部分だろうとのことでした。


工事に先立って、地鎮祭のタイミングを利用して、井戸とすぐそばの祠に向かって、井戸さらいをさせていただくためのお祓いの儀式を行いました。「このときに突然雨が降って来た」という話を以前の記事に書きましたので、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

取り付けた手動ポンプ(サンタイガー)です。電動のポンプもいずれ設置するかもしれませんが、今は工事用の仮設電源しか使えませんし、そこまで大量の水を使用する状況ではありませんので、まずは手動のものをつけました。昔からよくある、腕を上げ下げすることで水を汲み上げるタイプのものです。

今の時代、井戸を新しく掘る場合は、たいていボーリングというやり方を用いるらしく、その場合には、せいぜい数十cm程度の直径の穴を機械で掘っていきます。その方が断然効率的だからです。この敷地にある手掘りの井戸は直径1m以上。人が中に入って、固い岩盤を崩しながらゆっくりと掘り下げた井戸。天と大地の恵みに感謝して、大事にそして積極的に活用していきたいと思います。

ヤマユリ!


金田の敷地内に、ヤマユリが見事な花を咲かせていました。
この土地には、いろいろな植物が季節に合わせて、私たちを楽しませてくれます。

その代わり、甘く見ると大変!
1ヶ月ほど前は家内がハチに刺され、先日は私が今度はブヨに咬まれました。。。
子供は半袖半ズボンで、手足をむき出しにして走り回っているのに刺されないのに。。

虫たちもその辺の事情を分かっているのでしょうか。

2009年6月22日月曜日

みらいのいえ: 緑化屋根の試作実験

みらいのいえの目玉のひとつ、緑化屋根。週末に設計の遠野さん、パーマカルチャーの河野さんとともに、敷地内にその実験設備?!を構築いたしました。

テーマは、
「3寸5分の傾斜を持つ屋根に、できるだけコストをかけずに緑化するには?」
です。とくに、緑が自生するまでのしばらくの間に、風雨や乾燥などに負けずに、土が流れない状態をキープできるかどうかがポイントになります。

実験設備をつくりはじめる、遠野さん(左)と河野さん。
風貌はすでにお二人とも完全に「現場の」人です。

実際にはガルバリウム鋼板の屋根の上に、さらに防根シートを敷きますが、ここでは、ビニールシートを敷き、すべりやすい状態を作りました。

90cm程度の幅しか無い実験屋根ですが、2種類の実験を仕掛けてあります。向かって左側は、屋根の軒側に土留めを固定する形式。この場合は、土留めが排水を邪魔してしまうため、この内側に別途、内樋(うちどい)を仕込む必要があります。
向かって右側は、棟側から軒に向けて金属ワイヤーを張り、L字のアングルを結束させたもの。穴の空いたアングルを使えば、通常通り外樋に水を流せます。実際の工事では、防水工事の後にこの緑化の工事をするため、アングルを使う場合は、屋根に穴を開けられません。したがって、棟からワイヤーで吊る必要があります。


敷地内で葉枯らしした篠竹をさらに天然乾燥させたものをつかって、縄で縦横の土留めをくんでいきます。私も、途中からでしたが一緒に参加しました。


今回の実験では、両方とも軒側(最下部)に土嚢を敷き、崩れを防ぐようにしてみました。


さっそく実験開始です。

まずは、軽量の土質改良材(スーパーソル)を敷き詰めます。軽量でかさ上げをする役割と、保水、排水の機能を併せ持っています。
また、今回実験して感じたことですが、石ころ大の大きさを活かして、竹の格子にしっかりと固定される性質があります。


その上に、敷地内の余った土をそのまま乗せてみました(下図)。
竹の格子と土質改良材によって、土が滑らず、しっかりと固定されているようです。この状態でしばらく様子を見てみることにしたいと思います。写真は、試作作業を終えた遠野さんと私。

また、軒側に設置した土嚢が景観上、イマイチでは?ということも実験によって分かってきました。このあたりも工夫のしどころですね。


下は、2日後の写真。
この二日の間に三浦を強い風雨が襲いましたが、左右ともにしっかりと土を捕まえてくれています。(葉っぱが見えると思いますが、これは発芽したわけではありません。。。たんに葉が偶然この上に落ちただけです。。。)


今回自分の家の屋根試作に参加してみたことは、本当に大きな学びとなりました。そして何よりも、工作少年の気分で楽しかった!実験をセットしてくれた遠野さん、河野さん、本当にありがとうございました。

2009年6月17日水曜日

七つ葉のクローバー

実家の近所の河原の広場で、クローバー探しをしていたら・・・
家内がなんと、「七つ葉」を発見!!私もそれなりに長い人生を送っていますが、七つ葉を直接拝んだのは初めてです。



これ以外にも、私も、そして私の子供もそれぞれ「五つ葉」を発見。
うーん、あるところにはあるもんですねー。

ちなみに、クローバーの葉の枚数にはそれぞれ「意味」があるようです。

四ツ葉 「幸運」
五ツ葉 「金銭に関する幸運」
六ツ葉 「地位、名声に関する幸運」
七ツ葉 「無限の幸運を招く」「あらゆる悪を避けるお守り」


この日はクローバーの大漁。 いいことあるかなぁ。

刃物研ぎの職人



今日は、わが家がいつもお世話になっている、刃物研ぎの職人さんをご紹介したいと思います。
以前は包丁や鋏(はさみ)などを時々依頼する程度だったのですが、三浦に引っ越してから、各種農機具を扱うようになった関係で、依頼する頻度が高まっています。今回も、草刈り鋏を三丁、立ち鎌などをお願いしました。

実はこの方、東京都の公務員を40年以上に渡って勤め上げ、定年退職後、ボランティアとして現在までこの「研ぎ業」を続けていらっしゃいます。いつでも仕事OKというわけではありませんが、地域のお祭り等には欠かさず「店」を広げています。「ボランティアだから、気軽に依頼して来てくれる。だから、実は本業の人よりも研いでいる量は比較にならないほど多いんだよ。だから、かなり急速に腕を上げたかもしれないね」とのこと。


私も今回初めて、目の前で仕事ぶりを観察いたしましたが、すでにセミプロの域と感じました。写真をご覧いただくと分かりますように、複数のグラインダーを取り揃え、箱やイスも自作。数十種類の研ぎ刃を使い分けて、手際よく仕事をこなしていきます。


真っ赤にさびていた立ち鎌、刃こぼれがひどかった草刈りばさみも、この通り奇麗な姿を取り戻しました。


あれ、箱には、「まち研ぎ ARAI」とあります。

私と同じ名字? 偶然? 

いえいえ。種明かしをしますと、はい、この人は私の父でございます。。。
これからも、お世話になります。。。

2009年6月12日金曜日

夏を待ちきれない海岸

ふと、海岸へ行ってみると、先週までとは違った光景が・・・




何だなんだ? こんな海岸に家が立つのか??

いえいえ。家は家でも、海の家ですね。
そう、海の家の骨組が、あっという間にできあがっているではありませんか。

わが「みらいのいえ」が天候に苦しめられて、なかなか思うように作業がはかどらない合間に、あっという間に、「上棟」しちゃってます。。。早すぎ。。。

海開きは、7月1日。 なんと申しますか、ソワソワ、ワクワクした感じ。待ちきれない、せわしなさを感じる、夏間近の三浦海岸でした。。。

海岸で見つけたヒトデ。

2009年6月11日木曜日

みらいのいえ:基礎工事3 コロンブス

さて、少し前の記事「基礎工事2 根切り」の最後に出したクイズですが、ここで正解を述べたいと思います。

地震などが起きても、建物が倒壊したり崩れたりしないようにするために、基礎の下に一体、何を敷くのでしょうか?

正解は、発砲スチロールです。
ただしくは、ジオフォームと呼ばれる材料で、発砲ポリスチレンを使っています。

プロの方は別として、一般の読者の方には、意外な答えに感じられたのではないかと思います。普通地盤がさほど良好ではないときには、地中の固い地盤まで柱を打って固定するのが一般的です。

以下、みらいのいえにジオフォームを配置する作業を工程順に写真で紹介します。









ほら。本当に発砲スチロールの固まりを家の下全面に敷いていますでしょう?

これは、地盤改良のひとつの工法で、コロンブス工法と呼ばれるものです。
詳細は述べませんが、土よりも軽い材料の発砲ポリスチレンを使用することで家の重さが変わってくるため、地盤沈下を起こしにくくすることが出来ます。また、地盤反力のバランスが悪い場合などは、不同沈下と呼ばれる現象が起こるのですが、ジオフォームをバランスよく配置することでこれが防げるというロジックです。

柱状改良等、通常の地盤改良が地球に杭を打って崩壊を防ぐ、「耐震」ならば、このコロンブスは、あえて地球に杭を打たず、その代わりに、発砲スチロールで船を造って、その船の上に家をおく、いわば「免震」であるといえます。

それだけでなく、発砲スチロールですから、地面からの断熱効果も期待できるとのこと。すでに15年程度の実績がある工法になります。

杭を打つ従来工法から一転、船に浮かべてしまうという大胆な発想、まさに「コロンブス」ですね。

三浦のモビリティ・・・妄想編

以前、「三浦のモビリティ考察」という記事を書きました。

でも「現状編」しかなくて、「で、結局どうしたいのさ?」を書いていないなぁと気になってはいたんですよ。書こうと思うと、何が理想かを考えるのはすごく難しい。何がシステムとして合理的なのかとか、いろいろ考えてみたのですが妙案が閃かない。 

でも、ふと気づいたのです。開放的で思い込まない性質の三浦人(みゅうらー)には、とにかく見ても乗っても楽しいモビリティがいいのでは?と思ったのです。しかも、仕事用で農家が使っても、サーファーが使ってもありなやつ。で、いろいろと調べてみたら、ありましたよ! こんなクルマが三浦中に溢れてたら、楽しいだろうなぁ。。。というやつが。


どことなく、ダイハツのミゼットを彷彿とさせるようなシルエットですが、このクルマ、なんと電気自動車なんです。メーカーは米国の自動車ベンチャー ZAP。米国はビッグスリーが崩落しているので、どん底のイメージがあるかもしれませんが、こういう環境性能を武器にしたベンチャーがかなり台頭してきているという事実をご存知でしたでしょうか? 

ちなみに、このXebraですが、オプションでソーラーパネルなんかを取り付けることもできるらしくて、その太陽を浴びてエネルギーをチャージしている姿がなんとも愛らしいではありませんか。


これをみゅうらーに浸透させるための、電気自動車補助制度とか。
そういうのを真剣に考えたくなってしまいました。

ちなみに、ZAPでは、下のようなバイクも取り扱っているようで、これまた、高齢者が多い三浦の坂道にはうってつけの乗り物では?とおもったりしてます。


写真は、すべて http://www.zapworld.com/からの引用です。

2009年6月8日月曜日

みらいのいえ:基礎工事2 根切り

「根切り」とは、掘削工事のこと、つまり、土を掘り出す工程をさします。遣り方で決めた位置をきちんと守って、ユンボを使って土を掘り出していきます。


この三浦 みらいのいえの敷地の場合は、通常の木造住宅の基礎のための根切りよりも、はるかに多くの土を掘り出します。確か、5m3(立米)ほどの土だと聞きました。それは、基礎(コンクリート)の下にさらに、建物を安定させるために何かを敷くからだそうです。


さて、クイズです!

地震などが起きても、建物が倒壊したり崩れたりしないようにするために、基礎の下に一体、何を敷くのでしょうか? 

それは次回のお楽しみ。。。

みらいのいえ:基礎工事1 遣り方

2週間前に地鎮祭を終えた、みらいのいえ。天候に悩まされながらも、少しずつ基礎工事が進められています。

今日、ご紹介するのは遣り方。遣り方は、基礎の道しるべとも言われる工程です。建物の外周の外側50cm〜100cm程度のところに、貫き板を打っていきます。これでようやく、
「ここに建物が建つんだな」ということが明確にわかります。

次はいよいよ、土に手を付けます。

レベルをはかる職人さん


貫き板設置完了後。

2009年6月2日火曜日

三浦の運動会はピクニック?!

上の二人(1年生と3年生)の運動会が、日曜日に開催されました!
一日、雨で順延された上に、翌日も天気予報では微妙な様子でしたが、ふたを開けてみればなんて事はない、ドッピーカンの快晴。初夏の三浦の日差しは、本当に効きます。

「都会っ子」の二人が、三浦の、しかももっともカントリーサイドにある小学校の運動会でどうなるのか?と、一抹の不安がありましたが、予想を上回る大活躍?!

下の子は、全学年リレーの代表選手に選ばれ、しかもそのチームが優勝! 上の子も低学年の全員リレーでアンカーをつとめ、これまた優勝! 都会っ子大活躍です!
一方、お父ちゃんは、PTA綱引きで全敗。。。子供たちとは大違いの結果となりました。綱引きは無理です。。。農家や漁師の皆さん相手では、コンサルタントは太刀打ち出来ましぇん。。。まさに貫禄負けでした。。。おまけに擦り傷まで。。。

それにしても、海が目の前の小学校。お弁当の時間はほとんどピクニック気分。田舎の両親も大変喜んでくれたみたいで、それが何より嬉しかったです。

それにしても、こちらの小学校の運動会って。。。
開会式直後には、あちこちで、シュパ、シュパと缶ビールの開く音が・・・。そして、校門のところには焼き鳥の出店。。。演技そっちのけで(?)、皆さん盛り上がっていらっしゃいました。。。驚くばかりの開放的な運動会。十二分に満喫いたしました。


ほとんどの家族がピクニック用のテーブルを持参。


開会式の様子です。

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