2009年4月29日水曜日

2階がなくなった!

先週から解体が始まった、古家。
今日行ってみたら、なんとご覧の通り、2階部分がすべてなくなっていました。



奥にあるのは敷地内の樹木、今まで日の当たりにくい場所にあったせいか、葉の色が少しくすんで見えます。きっとこれからたっぷりのお日様を浴びて、深い緑色に変わってゆくことでしょう。



ガレージの前にある丸太は、いずれも古家から丁寧に取り出された梁です。
実は、右から2番目の太い丸太(松)ですが、みらいのいえの大黒柱!として再利用される模様です。本日の楽居さん(工務店)、遠野未来さん(設計)との打合せで方向性が決まりました。それ以外の木もいくつか梁として使っていくことになりそうです。
この松、40年間も家を守り続けていたのに、切り口からは、まだ松ヤニがどんどん出てくるんです。切られてもなお、生き続けている。そういう実感があります。

古い家を壊して、新しい家をつくることの中にも、出来る限り部材を大事に使いたい。それも我慢して使うのではなく、より活き活きと輝くように使いたい。しかも、デザイン性にもとことんこだわる。それを理想と考え、がんばって行きたいと思います。

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