2009年4月9日木曜日

通勤天国

周囲の人に、
 「三浦に引っ越しました」
というと、100人に98人が次のような反応を示します。
 「え? 通勤大丈夫?」
そう。確かに、職住近接は理想だと私も思います。私の場合、三浦に移ったら、六本木一丁目にある、私のオフィスまでは、品川・目黒経由で片道2時間近くの通勤時間。往復4時間も無駄にしている?と感じるのも無理はありません。

次のような反応をする方も、ちらほら。
「でも自然豊かな所に暮らすのだから、仕方ないよ。我慢できると思うよ。」
こちらは、家と通勤をバランス問題としてとらえての表現。これも理解できます。

でも、私の感覚はこのいずれでもありません。それが、タイトルの「通勤天国」です。
品川-三浦海岸は、片道約70分、往復140分。私にはこの時間が、至高の時間、思考の時間なのです。
朝は8時台であれば、三浦海岸からでも余裕で座れます。帰りも、品川は始発電車が多く、こちらもOK.また、京急ウィング号を使えば、たった200円を払うだけで、座席確保ができます。

会社でも自宅でも、なかなか「自分だけの時間」って取れないんです。せいぜい、出張中の飛行機や新幹線だけ。そういう意味で、毎日2回のこの時間は、私にとって天国なんです。

書類を作ってもよし、本を読んでもよし、考え事をしてもよし、DVD内臓のPCで映画を見てもよし、(ポットに淹れた)熱いコーヒーを飲んでもよし、周囲の景色を見てもよし、電車内で次々に乗り降りする乗客の振る舞いを見てもよし、寝てもよし。

働き方の革新。これは、私たちKDIがクライアントに提供している価値に関わること。こういうゆとり時間がなかなか取れないのが、「生産性」に追われた現代人の日々の現実なのかもしれません。下手をすれば、週末すら、「生産性」モードになってしまったりする。。。

皆さん、遠距離通勤ってのも、まんざら捨てたもんじゃないでしょ?

P.S. ちなみに、品川から六本木一丁目までの20分は、ぎゅうぎゅうのすし詰め。。。
こちらはホントの通勤地獄だったりしますが。。。誰か、なんとかしてぇ。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿