この時刻までに上棟できないと、集まってくれた皆さんにも迷惑がかかります。大工さんたちの表情は一層真剣さを増しています。15:30をすぎた頃から、少しずつ観客が増えてきました。
鎌倉からかけつけてくれた、Nさんご一家。楽居の家を建てたお仲間、同志です。そして、横須賀に住む家内のお姉さん夫婦。近所の方々。きっと大工さんたちにとっては、これまたじわじわとプレッシャーになっていたのではないかと推察します。
そしてついに、三浦棟梁から私宛に声が!
「荒井さん、じゃぁ、上がりましょうか」
来ましたぁーっ。ついに最後の棟木を収めるために、私が足場を伝って、屋上に上がるタイミングです。ここから1時間の私は、完全に「少年」に戻ってました。だって、本当に本当にすべてがワクワク、ドキドキだったから。
棟木と家の四隅に米、塩、お神酒を振りまき、中央の祭壇へ。これで上棟式が終了。そしていよいよ、待ちに待った「餅まき」です。
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