2009年7月22日水曜日

上棟式報告詳細 part3 〜夕編

餅まきの開始宣言時刻は、16:30。
この時刻までに上棟できないと、集まってくれた皆さんにも迷惑がかかります。大工さんたちの表情は一層真剣さを増しています。15:30をすぎた頃から、少しずつ観客が増えてきました。
鎌倉からかけつけてくれた、Nさんご一家。楽居の家を建てたお仲間、同志です。そして、横須賀に住む家内のお姉さん夫婦。近所の方々。きっと大工さんたちにとっては、これまたじわじわとプレッシャーになっていたのではないかと推察します。

餅まきを今かと待つ、お客様方。

そしてついに、三浦棟梁から私宛に声が!

「荒井さん、じゃぁ、上がりましょうか」

来ましたぁーっ。ついに最後の棟木を収めるために、私が足場を伝って、屋上に上がるタイミングです。ここから1時間の私は、完全に「少年」に戻ってました。だって、本当に本当にすべてがワクワク、ドキドキだったから。

金田湾を背景にした、ぜいたくな場所で、「よいしょ、よいしょ」のかけ声とともに、三浦棟梁と最後の棟木を打ち付ける私。すでにニヤツイていますね。棟木を前に、楽居の大工衆の皆さんに囲まれての記念写真。

松の大黒柱の御前にこしらえられた、上棟式の祭壇。柱が重々しく、異彩を放っています。
棟木と家の四隅に米、塩、お神酒を振りまき、中央の祭壇へ。これで上棟式が終了。そしていよいよ、待ちに待った「餅まき」です。

この続きは次号へ

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