私はこの日、完全に「子供」にかえりました!
どんなことをやったのか。ご存じない方も多いと思いますので、時間に沿って説明しますね。
前日に搬入された土。ほとんど砂や石が混じっていない、粘土です。完全に固まっている状態になっています。
ここに、水を入れながら、とにかく鍬やシャベル、そして何よりも、手と足を使って、粘土をほぐしていきます。50cmほどの高さがありましたから、ちょっとやそっとではできません。かなりの重労働でした。
でも皆さん、この「泥」。ほんっとうに気持ちがいいんです。ほぐせばほぐすほど、ヌメヌメのつるつるになっていきます。泥パックってありますよね? あれのプレミア版みたいな感じです。
だいぶほぐされてきたところで、前日切り刻んでおいた、稲藁を投入します。そして再度、ひたすら混ぜ合わせていきます。
藁が非常に乾燥していたせいでしょうか、小口の部分がとても固くて、素手と素足で混ぜていた私は、かなりの擦り傷を作ってしまいました。藁を入れてからは、長袖長ズボンに手袋が必要なのですね。
そして夕方にはようやく、下のような姿に。
子供たちは、予想通りあまり貢献してくれませんでしたが、楽居で見習い中の大工さんが大活躍してくれたおかげで、なんとか日中に作業を終了することができました。


このあと、1週間に一度、全体を混ぜ返す作業を繰り返していきます。
本当に骨の折れる工程です。だからこそ、楽しんで頑張りたいと思います。
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